【内部告発】東海大野球部員が大麻使用!!告発理由は嫉妬?ドラフト指名選手から白紙撤回の可能性は?

首都大学野球連盟の名門・東海大硬式野球部の複数名の部員が、寮内で大麻の疑いがある違法薬物を使用していたことが明らかになりました。

10月17日(土)、神奈川・平塚市の東海大学湘南キャンパスで緊急記者会見を開いた山田清志学長(65)は、同部の活動を無期限停止にしたことを発表しました。

 

東海大_緊急記者会見

Ⓒ朝日新聞デジタル

 

いま大学スポーツ界は大麻不祥事に揺れています。

 

先日10月5日には近大サッカー部でも部員5人の大麻使用が発覚、今年1月も日大ラグビー部員が大麻所持で逮捕されて活動休止となりました。

 

このたび東海大野球部のケースでは、10月9日時点で電話で大麻使用の疑いの旨が大学に通報されたことで調査委員会を立ち上げ、平塚警察署にも捜査を依頼したそうです。

 

いったい誰が通報をしたのでしょうか?その目的は?

調べてみると実は、”内部告発”の可能性や10月26日に控える『プロ野球ドラフト会議』が関係していることが分かりました。

 

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東海大野球部員が大麻使用発覚!!

東海大野球部員 大麻使用で緊急記者会見

とても残念なニュースが舞い込んできました。

東海大は17日、硬式野球部の寮(神奈川県平塚市)内で、部員数人が大麻とみられる薬物の使用が確認されたとし、同部を無期限の活動停止処分にしたと発表した。東海大は神奈川県警に相談しており、県警は部員から事情聴取をし、16日には大麻取締法違反容疑で寮を家宅捜索した。

引用元 産経新聞

 

東海大_緊急記者会見

Ⓒスポニチ

 

東海大は急遽17日に緊急の記者会見を開き、山田清志学長と伊藤栄治硬式野球部長らが出席しました。山田学長は冒頭、

「信頼を裏切る結果となり、心よりおわび申し上げる」

と陳謝したうえでことの顛末を発表されました。

 

東海大硬式野球部といえば全日本大学選手権を四度制し、プロ野球界にも巨人の原辰徳監督、菅野智之投手(現・巨人)をはじめ多くの選手を輩出している名門中の名門校です。

 

9日に薬物使用に関する電話があった

大学側によると、

9日、部員の薬物使用に関する内部情報が電話で寄せられ、大学が調査を開始。16日に複数の部員が寮内で薬物を使用したことを認めた。興味本位で使用した」と話しており、大麻とみられるものも見つかっている。

引用元 産経新聞

とのことで、大麻取締法違反の容疑はほぼ確定のようです。

近大サッカー部の学生が麻薬を使用した理由を「コロナで暇だったから」と語ったこととかなり近いものを感じます。

 

またどのくらいの人数の部員が大麻を使用していたかについては、

薬物は寮の4人部屋の一室で使われていたとみられ、使用した人数について大学は「一桁台」と説明

と正確な数字は明かされませんでした。

 

 

東海大野球部員は現在計128名在籍しており、そのうち110名がグラウンド併設の寮で生活しています。

これはあくまで推測ですが、一桁台と表現していることから2~3人ではなく、少なくとも5人以上、もしかしたら8~9人が大麻を使用していたためお茶を濁したのではないでしょうか。

 

内部告発か!?電話の相手は同じ野球部員??

大学側からは電話の相手が誰かについても明らかにされませんでした。

 

しかし、『薬物は寮の4人部屋の一室』で使われているということは野球部員の中でも寮生が問題を起こしたことはほぼ確定で、寮での出来事が外部に漏れるということはなかなか考えられません。

つまり電話の相手は同じ野球部寮生、もしくは野球部員とかなり関係の近い人ということが考えられます。

 

大学側の調査の中では、

聞き取りの際に「(使用の)うわさを聞いたことがある」という声もあったようだ。

ということも分かっており、同じ野球部員が内部告発したと考えるのが自然です。

 

さらにこの仮説を裏付ける根拠がもう一つ存在します。
それは10月26日の『プロ野球ドラフト会議』です。

 

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内部告発の理由は”嫉妬”??

東海大野球部から今年も多くの野球部員がドラフト候補に挙がっています。
その数なんと10名です。

 

<↓2020年度 – 東海大学のドラフト候補リスト

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そのうちプロ志望届を出した選手は下記の3人。

  • 山崎伊織 投手(明石商)
  • 小郷賢人 投手(関西)
  • 串畑勇誠 野手(広陵)

 

この中には告発電話のあった日の2日前、10月7日に急遽、プロ野球選手を目指すと決意をかためた選手もいたそうです。

プロ入りを目指すと公言しその2日後に大学側へ『大麻をやっている部員がいる』と電話があったのですから、『ドラフト会議には簡単に出せなくしてやる…』という嫉妬や妬みのような負の感情があるように思えます。

 

正直、先ほど名前を挙げた活躍もしていて前途有望な10名の選手が麻薬を使用して自身の経歴に傷をつけるようなことは考えにくいです。
むしろその他のなかなかベンチにも入れず腐っていた部員が麻薬を使用していた可能性のほうが高いのではないでしょうか?

 

もしかしたらそういった自ら麻薬を使用していた部員が自暴自棄になって他人を蹴り落とすために告発した…ということも考えらるかもしれませんね。

 

プロ野球ドラフト白紙撤回の可能性は?

プロ志望届を出した山崎伊織投手(明石商)小郷賢人投手(関西)串畑勇誠内野手(広陵)の3人について、東海大は、

26日のプロ野球ドラフト会議で指名されれば、オンラインで会見を行う。今回の不祥事を受けても、会見予定に変更はない

引用元 日刊スポーツ

とコメントしています。

言い換えれば、大学側としても少なくともこの3人が麻薬を使用した事実はないということを暗に示した形と考えられます。

 

プロ野球ドラフト会議を前にこのように大学側がはっきりと明言してくれたことで、少なくともドラフト白紙撤回というような悲劇は起きないと考えられ、この点はとてもよかったと思います。

 

しかしまだ3人のプロ志望選手にとっては安心できる状況ではありません。

このたびの不祥事で、残念ながらプロ野球12球団にとって、東海大出身という肩書きが指名選手に選ぶことを避ける理由になりかねない状況になってしまったことは間違いないはずです。

 

もちろんプロ野球選手なので一番大事なことは『選手としてどれだけ活躍できるか?』『どれだけ輝かしい数字を残せるか?』ということですが、一方、コロナ禍中の会食をしたプロ野球選手に対して向けられた世間の厳しい目を鑑みると、球団が大学生にわざわざリスクを負うことは考えにくいです。

 

何球団かはこのたびの東海大野球部員の問題についてギリギリまで見届けてから指名選手を決める、もしくはリスク回避のため指名選手にしないという選択をしていると思います。

 

追記(2020/10/23)

10月22日、『日刊ゲンダイDIGITAL』の中で関東の大学野球部関係者が、

「事件が明るみに出てすぐ、プロ野球のあるスカウトから『なにか情報はないか』と連絡が来ましたよ。最低でも7人の部員が事件に関与しているとかで、その中にもし、今度のドラフトでの指名を考えていた選手がいるとすれば、大変なことになりますからね。情報収集に必死な感じでした」

引用元 日刊ゲンダイGIGITAL

と話しをしているそうです。

 

どの球団関係者かまでは分かりませんでしたが、下記でも触れていたように、巨人に関わらずどのプロ野球球団スカウトも疑心暗鬼の状態のため、最悪の場合この先数年は東海大野球部選手が指名されないという状況になるかもしれません。

 

プロ野球ドラフト会議は10月26日(月)です。新しい情報が入り次第、改めて更新します。

 

巨人が東海大選手を指名しにくいわけ

東海大OBの巨人・原辰徳(はら・たつのり)監督(62)も球団を通じて、

「詳しい状況は分かりませんが、本当であれば絶対にあってはいけないことです。母校でこのようなことが起き、大変ショックです」

とコメントを発表しています。

 

 

もちろんドラフト指名選手に関してのコメントはありませんでしたが、巨人軍はプロ野球界の中でも屈指の人気球団であり、巨人軍たるもの『常に紳士たれ』という鉄の掟が存在することは有名な話しです。

例えば、巨人の選手は社会人の『模範となるべき存在』というモットーから髭や茶髪が禁止されていることがあげられます。

もちろん麻薬の使用などもってのほかです。

 

プロ志望の東海大の3人の選手はきっと麻薬をしていないのでしょうが東海大野球部に”麻薬”のイメージがついてしまったことは明らかに巨人軍のイメージとは沿わず、原監督の母校だからとはいえ特別待遇されることも考えにくい。

つまり、巨人は東海大選手を指名しない可能性は高いと言えます。

 

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Kojiの一言

以上、東海大野球部の大麻使用問題について、

  • いったい誰が、なんのために通報をしたのか?”内部告発”?
  • 10月26日に控える『プロ野球ドラフト会議』が関係していた?

をまとめました。

 

このたびの東海大の対応について、例えば近大サッカー部の際の記者会見と比べて、近大は『サッカー部の男子部員で2~4年の5人が大麻を使用していた』と明言していました。

 

もちろん近大も実名発表はありませんでしたが、東海大の記者会見は少し歯切れの悪いような感じが受け取れます。何か後ろめたいことでもあるのかと勘ぐってしまいます。

 

なにも悪いことをしていない大勢の東海大野球部部員の今後の将来を守るため、大学側には法を犯した学生が誰なのか事実をはっきりさせ、何かしらの形で管理監督責任をとるということが必要なのではないかと私は思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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