K-Pop MVで盗作パクリ疑惑は再び!エスパ(aespa)とSTAYCの今後は?過去TWICE,レドベルも

K-Popの新人ガールズグループ『aespa(エスパ)』と『STAYC』のMVに他のアーティスト作品からの盗作パクリ疑惑が浮上し話題となっています。

K-Pop界では過去にも、TWICE,レドベル(Red Velvet)といった大物アイドルグループでも同じようにMVの盗作パクリ疑惑が浮上したことは記憶に新しいです。

 

 

 

今回はK-PopアイドルのMV盗作パクリ疑惑の事例についてご紹介いたします。

 

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K-Pop MVで盗作パクリ疑惑再び!

冒頭の通り、新人ガールズグループのaespa(エスパ)とSTAYCそれぞれのデビュー曲のMV(ミュージックビデオ)について他アーティストの作品と酷似していると指摘する声が上がっています。

 

ネット上では「盗作レベルだ」「わざと議論させようとしたのかと思うほど」とあまりにも似過ぎていて著作権侵害にあたるのでは?と疑問視する声や、

本当に大手事務所の中でこのような議論が一番多い」「韓国のお家芸だな」など過去にも多くの盗作パクリ疑惑があり、今回もまたかといった諦めのようなコメントも見受けられます。

 

今回はaespa(エスパ)とSTAYCの盗作パクリ疑惑のMVと合せて、過去の盗作疑惑事例から今後の動向について色々な情報を元に調べてまとめています。

 

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aespa(エスパ)の盗作パクリ疑惑

SMエンターテイメントの4年ぶりの新人アイドルグループとして大きな話題を集めているaespa(エスパ)ですが、

16日、デビュー曲『Black Mamba』のMVティーザーについて盗作パクリ疑惑が浮上し、大きな話題を呼んでいます。

 

「K/DA」のアバターからのパクリ!?MVは盗作レベル?

16日に初公開されたデビュー曲『Black Mamba』のMVティーザーについて、

  • 仮想ガールズグループ「K/DA」のアバターとコンセプトが被っている?
  • 2018年にリリースした『POP/STARS』のMVと酷似する点も多い?

と指摘がされています。

 

「K/DA」とは?
PCオンラインゲーム『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド、以下LoL)』のキャラクターをベースにした仮想のK-Popアイドルグループ。メンバーはAHRI(アーリ)、AKALI(アカリ)、EVELYNN(イブリン)、KAI’SA(カイ=サ)の4体からなる。

 

まずはエスパとK/DAのアバターを比較。

aespa_アバター_パクリ

aespa(左)とK/DA(右)の比較

 

確かに「4人組の女性グループ」で「長身でスタイル抜群」、「構図も似ていて」「色合いも近く」、そしてなにより「デジタルのアバター」であると複数の共通点が挙げられ、

K/DAを知っている人からすれば容易に連想できてしまうことは間違いなく、「盗作なのでは?」疑問に思うのは当然のような気がしますね。

 

韓国ファンのネットの反応も、

[word_balloon id=”1″ size=”S” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]クオリティが違い過ぎる[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ size=”S” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]構図, 色感の雰囲気が全部同じ[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ size=”S” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]KDA改めてみると、クオリティ良いよ[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ size=”S” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]KDA下位互換[/word_balloon]

など、もし「K/DA」を意識して似せてきたことが事実だとしても、

SMエンタのリソースではオリジナルよりも格好悪く単なる劣化版しか作れない、中途半端といった厳しい評価がされていました。

 

またエスパとK/DAの2つのMVには、

  • 地下鉄のシーンを用いた表現
  • モンスターの登場シーン
  • 電車内のグラフィティ(スプレーで描かれた図や像)

など複数の点が被っていることも盗作パクリではと疑われる根拠となりました。

 

こちらが地下鉄シーンの比較。

aespa_パクリ

K/DA(左)とエスパ(右)のMV比較

 

続いてモンスター登場シーンの比較。

aespa_パクリ

K/DA(左)とエスパ(右)のMV比較

 

電車内のグラフィティのシーンの比較。

aespa_パクリ

K/DA(左)とエスパ(右)のMV比較

 

K/DA」はゲーム内に存在するキャラクターを現実の場に引き出し、かつ本物の歌手とコラボさせるという形を取ることで、

『LoL』とK-POPの両方のファン、さらにはこれまであまり『LoL』やK-POPに興味のなかった人々にまで反響を呼び起こし大成功を収めた数少ない事例です。

 

SMエンタもエスパのコンセプトを検討するにあたり、「K/DA」を意識していたとは思いますが、

しかし真似をするにしてもあまりにもお粗末としか言えないレベルではないでしょうか

 

『LoL』のゲーム会社Riot Games(ライアットゲームズ)からは現時点では著作権侵害などに関する声明は発表されていませんが、

Riot Games社内で何らかの法的措置を講じている可能性は十分に高いはず。

 

もしかしたらSMエンタほどの大きな会社ですから、すでにRiot Gamesと内密に和解の協議の話しが持ちかけられているかもしれません。

 

<aespa(エスパ)のMV(上)と酷似していると話題のK/DAのMV(下)>

 

ドイツ出身のビジュアルアーティストが盗作主張か!?

「K/DA」だけではなく、ドイツのビジュアルアーティストのティモ・ヘルゲート(Timo Helgert)氏も自身のInstagramストーリーに、

「多くのメッセージを受けた。依頼されていないし、私は作業していない。真似したようだ」

と投稿し、SMエンタが自分の作品からアイデアをパクったのではないか?とコメントしています。

 

aespa_パクリ_ドイツアーティスト

TimoHelgertのインスタストーリー / @ vacades / Instagram

 

しかし現在、ティモ・ヘルゲート氏はこの書き込みを削除しています。

 

この件についても、ティモ・ヘルゲート氏が自ら渦中に巻き込まれるのを嫌って削除したのか、

はたまたSMエンタ関係者がティモ・ヘルゲート氏と連絡をとり何らかの和解を水面下で進めたのかは分からず、謎は深まるばかりです。

 

SMエンタ立場を表明せず?だんまりか?

現時点ではSMエンターテイメントは「盗作ではないか?」「著作権侵害にあたるのでは?」といった疑問の声に対して、事務所からの正式な発表はしていません

 

しかしデビューしたばかりのSMエンタ期待の新人グループの不信を煽るような案件であり、このままだんまりを決め込むわけにもいかないはず。

今後近いうちになにかしらの声明を発表するのではないかと考えられます。

 

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STAYCの盗作パクリ疑惑

先日12日にデビューしたばかりのSTAYCにもaespa(エスパ)と同様、デビュー曲『SO BAD』のMVの中で盗作疑惑が浮上しています。

 

マイリー・サイラスのMVをパクリか!?

このたびSTAYCのデビュー曲『SO BAD』のMVが、ポップスターであるマイリー・サイラス(Miley Cyrus)の『Midnight Sky』のMVを盗作したのではないか?とパクリの疑惑が浮上しています。

 

その盗作パクリ疑惑となったシーンがコチラ↓。

STAYC_マイリーサイラス_比較

STAYCのMV(上)とマイリー・サイラスのMV(右)

 

一見するとマイリー・サイラスのMVに映っているカラフルな動物が印象に残るので特に盗作などの問題がない内容にも見える2つですが、

しかし、STACYのMVに使われているセットの中で、

  • ディスコボール
  • 植物
  • 床にきらめく風船

といった3つのアイテムがマイリー・サイラスのPVとかなり似ていることが分かります。

 

<STAYCのMV(上)とマイリー・サイラスの「Midnight sky」MV(下)>

 

制作会社が謝罪も「盗作の意図はない」

これについてHigh-upエンターテイメントは会社の公式ツイッターで、『SO BAD』のMVがマイリー・サイラスのMVに酷似していることを認めたうえで、

今後同じことがないよう、MV制作会社への注意喚起や再発防止に努めると発表しています。

 

 

同様に『SO BAD』のMVを制作したRigend filmも公式SNSを通じて、

「様々な小物(ミラーボール, コンフェティ, 銀箔素材の背景, 木など)の組み合わせは、演出段階で演出監督と協議の上決定した」

盗作の意図はなかった

としたうえで、さらに続けて、

「議論で迷惑をかけたハイアップ・エンターテインメントやSTAYC、関係スタッフに申し訳ないという言葉を直接伝え、制作段階でビジュアル、アートコンファームを徹底した事前調査なしに実施した部分について、多くのファンと大衆に申し訳ないと伝えたい」

と謝罪の声明を発表しています。

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Rigendfilm(@rigend.film)がシェアした投稿

 

エスパ,SMエンタと比べると誠実で誠意のある対応と受け止められますね。

 

Rigend filmの声明が事実かどうかは正直本人しか知りえないことですが、

ファンとしては正式な発表できちんと非を認めてくれたということでまずは納得し、今後同じことがないことを期待することができます。

 

STAYCは今後、同じようなミスが再発しなければ徐々に沈静化していくと思われます。

 

SMエンタはHigh-upエンタを見習うべき?

話しをもう一度aespa(エスパ)に戻しますが、

STAYC側の誠実な対応と比較してもSMエンタの対応は、昨今ニュースの話題となりやすいコンプライアンスに逸脱したものであると言わざるを得ず、

世の名とは逆行した殿様商売を貫こうとする姿勢が見え隠れしますね。

 

こういった態度を改めない限りSMエンタに所属するアイドルグループからもファンがどんどんと離れていってしまい、今後衰退の一途を辿ってしまわないか心配です。

 

SMエンタにはまだレドベル(Red Velvet)NCTなど、多くのファンがいるアイドルグループが在籍していますので、

彼ら・彼女らのファンのためにも真摯な対応を示していただきたいと思います。

 

過去のK-Pop MV盗作パクリ疑惑

一部のネチズンからは、

[word_balloon id=”1″ size=”S” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]韓国人はパクることに、何ら罪悪感も恥ずかしいという気持ちもない。[/word_balloon]

[word_balloon id=”1″ size=”S” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_hide=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]「ちっ、バレちまったか。めんどくせーなー」ぐらいにしか思ってませんよ。[/word_balloon]

などのように、このたびのK-Popの盗作パクリ疑惑は過去に何度も繰り返されてきたことで、

もはや『韓国人のお家芸』といったようなコメントも見受けられました。

 

そこで最近のK-PopアイドルグループのMVで盗作パクリ疑惑が浮上した事例も調べてみました。

 

TWICE

今年6月、TWICEの「MORE & MORE」のMV撮影セットに盗作の疑いが浮上して、所属事務所JYPエンタが立場を発表したことがありました。

 

TWICE

ⒸJYPエンターテインメント

 

芸術作家のデイヴィス・マッカーティー(Davis McCarty)氏がSNSを通じて、

「TWICE」の新曲「MORE & MORE」MVに登場するセットが自身の造形作品を盗作している

と主張したことがきっかけでした。

 

TWICE_盗作

TWICEの「MORE&MORE」MV(左)とデイヴィス・マッカーティー作品(右)

 

問題となったデイヴィス・マッカーティー氏の造形物は当時、アメリカのラスベガスで展示されるほど有名な作品でもあったこともあって、JYPエンタ側の単純なミスと片付けるにはずさん過ぎる管理体制であり、

何よりもそっくりすぎる造形物であることが盗作パクリの疑惑を呼ぶことになりました。

 

これに対してJYPエンタは、

「既存の作品の原作者と対話を通じて問題が円満に解決できるようMV制作会社に要請した」

と公式声明でMVで使用されているセットが酷似していることを認め、

「今後、このようなことが再発しないよう検証システムを補完していく」

とコメントしました。

 

この件の解決についての情報を残念ながら見つけることはできませんでしたが、11月17日現時点でもYouTube上のMVでは問題の造形物が出てくるシーンがまだ見られますし、

デイヴィス・マッカーティー氏は訴訟大国アメリカを活動の拠点とされている方なので、JYPエンタ側がデイヴィス・マッカーティー氏に賠償金を支払って和解を成立させたと十分に想像できますね。

 

YouTube再生回数が2億回をこえる超人気MVなだけに、広告収入から得られる収入だけでも1000万~2000万円になるはず。

それ以外にも多くの収益が発生しているはずで、その賠償金額も数千万円はくだらないのではないでしょうか?

 

 

レドベル(Red Velvet)

昨年9月、レドベル(Red Velvet)には新曲MVの衣装に対して、ニューヨークが拠点であるファッションブランド『Paris 99』が自身のデザインを無断で盗用されたとして、SMエンタに釈明を求めていました。

 

SMエンタは過去にも同じような問題を起こしていたんですね。

議論のネタとなった画像がコチラ↓。

レドベル(Red Velvet)

ⒸSMエンターテイメント

 

paris99

@paris99 公式インスタより

 

2枚の画像を比較すると、チェッカー模様や色使い、そして襟元や腹部など細部のデザインが類似していると言われてもしかたありませんね。

というかむしろ、このメーカーの同じ服を着ているのではないの?とさえ思えてしまします

 

もし本当にSMエンタが『Paris 99』無断でこの衣装を作製しMVに使用していたなら、さすがに釈明の余地はありませんね。

 

これの件について『Paris 99』側は後に公式インスタグラムにて、

「SMエンタのビジュアルディレクターとの対話を通じ互いについて友好的な理解と親しみを持った」

とコメントし、SMエンタ側と和解したことを明らかにしました。

 

同時にSMエンタ側も、

「「Paris 99」側のデザイナーと十分な対話を通じ互いを理解し、よい関係になった。今後、共にする作業もあるだろう」

と韓国メディアの取材に対して答えています。

 

あくまで想像ですが、両社の間で何らかの金銭的な契約がなされたことは間違いないと思われます。

ただしSMエンタとしても疑惑がバレた後に契約を結んだとなると体が悪いので、あくまでも友好的な関係になったと発表してもらったんじゃないでしょうか。

 

話しはaespa(エスパ)に戻りますが、今回もレドベル(Red Velvet)の時と同じオチになるんじゃないかと勝手に想像してしまいます。

 

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【まとめ】K-Pop MVで盗作パクリ疑惑再び!

今回はK-PopアイドルのMV盗作パクリ疑惑の事例についてご紹介しました。

 

K-PopのMV(ミュージックビデオ)で盗作パクリと疑われる事案が多くなっているように感じますが、

言い換えるとK-Popトップアイドルグループは韓国国内のみならず世界中から注目されている証でもあります。

 

それぞれの事務所では自身のアイドルグループを守るため、著作権侵害の防止に関わる対策を急ピッチで進めないと今後もっと大きな問題にもなるかもしれないですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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